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交通事故での辛い「ムチウチ」の症状の改善に、アメリカでは「カイロプラクティック」という治療が主に行われているんだそう。
「ムチウチ」の治療を「カイロプラクティック」で行う場合には、どういったアプローチをしていくのでしょうか。

「カイロプラクティック」での「ムチウチ」へのアプローチ

(1)早期治療により、症状を改善
「カイロプラクティック」では、首になんらかの違和感があるなどといった軽い「ムチウチ」の症状の場合でも、まずすぐに治療を開始することが望ましいとされています。
これはどうしてかというと、首にはさまざまな神経の重要な部分が関わっているため、放置していると、手や他の部分に痺れなどが生じる危険性があるからなのです。

(2)首の部分の7つの骨を触診
首には骨や神経など体の動きに重要な部分が集中していますので、そこを触診することで、動きが鈍っているところや動かなくなった部分などを矯正します。
これにより、関節にも動きをつけていき、筋肉の萎縮したところを和らげて意気、首の痛みの改善を図ります。

(3)定期的な施術を繰り返す
首の関節の動きを改善していくことや、一瞬の衝撃で体に加わったクセを取り除くことを繰り返し行います。
事故によって関節や筋の動きが悪くなっているので、これを繰り返し行うことによって症状の緩和を目指すのです。
治療には時間がかかるものですので、焦らずにゆっくり行っていきます。

アンワインディングという方法

交通事故による「ムチウチ」の改善に必要なのは、体や筋などがこり固まったような状態になっているため、緩むことと縮むことを交互に施していくと改善していくものです。
そこでテコを使い、関節をさまざまな角度に誘導しながら、こういった動きを繰り返していきます。
すると筋肉は事故のダメージを受けた体勢で反応するのです。
収縮の反応が終わったら、関節の角度がほんの少し変わって反応するように。
これは普通は患者の体が自身の筋肉を解放していくために勝手に動くものなのですが、それを助けていくテクニックということ。
これには患者はできるだけ筋肉を弛緩して望みます。
弛緩した状態で施術者が関節を誘導すれば、突然筋肉に自然に力が入る角度があるのです。
このように筋肉が収縮したり弛緩したりするのに角度があり、これを普段は自然に行っているのですが、「ムチウチ」になってしまうと自然に行えなくなるのでサポートしていくのです。