トップページ > 交通事故後遺症について > 早くから治療することが大切

交通事故による「ムチウチ」などの症状の場合、すぐに症状がでる場合もあれば、最初は何も痛みがなかったのに、しばらく経ってから徐々に症状が出る場合もあります。
しかし事故の当日なんともないと思っていた場合、すぐに診療をしなかったことで、医療機関などで治療を始める時期が遅れてしまいます。

治療を行うのは痛みがでてからでいい、というのは間違い

実際に交通事故に遭ったら、当日や翌日に症状がでなくても、徐々に症状が後になって出てくることが多いことは降りに触れて述べました。
さらに「ムチウチ」などの突発的に受けた衝撃による症状の場合は、できるだけ早い段階で治療を進めていくほうが、症状も重くならずに済むことが多いんだそう。
そういった意味でも、交通事故に遭った当日に症状がないとしても、診察してもらっておいたほうがいいのです。
当日違和感がなくても、そのままで問題がないかを確かめるために受診してもいいのです。
さらにその時症状がなくても、当日から治療を開始することで、早期に症状の改善を図ることができます。

「ムチウチ」などの症状を早く治療しないと?

ムチウチなどの交通事故に伴う症状を、軽微なものだったからと、きちんと診療していないとどうなってしまうのでしょうか?
首筋の筋が伸ばされるなどの衝撃を受けるのは、かなり体全体にダメージが加わっているものです。
多少頭が重いな、首がこっちに向かないな、という程度でも、そこをかばっているうちに、腰を痛めてしまうなど、他の場所まで傷めてしまうことが。
早期に治療をしないことはこういった弊害まで出てくる可能性がありますので、当日症状がない場合でも、大事を取るつもりできちんと受診しておくことが望ましいのです。

当日に症状がなくても、診てもらうなら「整形外科」

事故当日、症状がない場合でも受診しておくことが望ましい、ということですが、どこで診てもらったらいいのか分からない、という方がほとんどではないでしょうか?
これはやはり専門の「医療機関」で受診すること。
交通事故の場合は、医療機関の「整形外科」を受診しましょう。
重要なことは、診察するときに「交通事故」に遭ったため受診したことを必ず伝えること。
交通事故での衝撃を想定して診療してもらえるはずです。
医療機関に行くのが一番望ましいのは「事故の起こった当日」ですが、遅くとも「翌日」には受診するように心がけましょう。